全仏オープンも2週目に入ってくるころにこれを書くのはちょっと遅くないって思う方もいるかもしれませんが、悪しからず。
自分の好きな選手であるキャロリン・ガルシア(Caroline・Garcia)がシングル2回戦目でM・キーズに惜しくも負けてしまったため、
楽しみとして残っているのが女子ダブルスである。
今年はK・ムラデノビッチ(Mladenovic)とフランスの黄金ペアでワイルドカードで出場してます。

今日は3回戦で日本の土居美咲とオーストラリアのA・トムヤノビッチのペアとの対戦。
ここ3回戦ちゃんと全試合見ているが、今回は本当に危なかった試合だったと思います。
序盤は調子がよくガルシアのサービスキープから土居美咲のサービスをブレーク。
しかし、そのあとムラデノビッチのサービスがブレークされるも次のゲームはデュースが長く続く。
結局、フランスペアがあと一歩のところでブレークできずにどんどんゲームが進む。
序盤は勢いがあったので、すぐにセットをとれるかと思ったら意外と凡ミスを肝心な場面で2人ともやってしまい、セットを落としてしまう。
その次のセットのはじめもなかなかうまくポイントにつなげられないまま、試合が進んでブレークも許してしまう。
もう負けちゃうのかと思ってしまうほど、雲行きが怪しくなっていましたが、
なんとかフランスペアの意地でブレークをもぎ取一気にセットを取り、第三セットも取って勝ちました。
このフランスペアを見て思うことは、二人ともの技術が素晴らしいのと息の合ったダブルスの動きとフォーメーションが素晴らしいんです。
特に思うのがムラデノビッチのボレーは女子選手の中で一番うまいと思います。
ダブルスであんなにドロップボレーを連発できるのはムラデノビッチだけだと正直思います。
また、ガルシアのサーブ力とパワーのあるストローク、二人ともすごすぎるボレー力。
また、息の合ったカバーリングと多彩な戦術。ずっと見てたい。ずっとプレーしててもらいたい。
この二人がフェドカップ(今はBGKカップ)を牽引しているのも頷けるし、全仏オープン女子ダブルスチャンピオンですから。
どっちかが調子がよくない時もとにかく戦略で相手を揺さぶり、ボレーで決める。
マジで面白い試合するので、リアルタイムで見れる機会があれば絶対に見逃したくない。

本当に今回も勝ってくれて本当に嬉しいです。
また今回試合のスタッツを見てみると、
フランスペアのウィナーの数はなんと51、一方土井ペアは27と倍くらいのウィナーを取っていると考えると、ものすごい攻撃力と有していると言えますね。
しかし、今回苦戦した理由として挙げられるのが凡ミス(アンフォースドエラー)の数です。
土井ペアが22本なのに対し、40本もフランスペアは凡ミスをしてます。
40もあると10ゲーム分と考えてみると多すぎですよね。
僕自身も試合を見ていてこの1本決められれば、楽に試合を進められることができるのに
もうその高くはねたボールを叩きつけるだけいいのにと思ったら、ネットにかけてしまい
ゲームをとれず、デュースになってまた凡ミスを重ねて苦しくなってしまうシーンが何度もありました。
ミスなくできるのが理想なのは当然ですが、テニスってそれが思うようにできないから難しいんですよね。
それでも、積極的なダブルスを続けて勝ちました。
また相手である土井ペアは特に策があるわけではないですが、安定したストロークで
アウトやネットミスがほぼなく、ちゃんとコートに収めていて、フランスペアを苦しめました。
また、土井とトムヤノビッチの組み合わせとして右利きと左利き、また身長もおそらく20センチ以上は違います。
飛んでくるボールの軌道と回転の仕方と威力が違うため、合わせづらいのもあったと思います。
特に土井美咲のフォアのストロークは安定して高い威力のボールを打っていたため、
フランスペアは苦戦していました。
ですが、やっぱりボレーの技術は全然違く、フランスペアの巧みなポーチには圧倒されました。
ちなみにフォースドエラーの数を比較してみるとフランスペアは33本、土井ペアは44本と
苦しめられていたのがわかりますね。
フランスの観客も最初はすごい元気だったのにセットを取られたときはもうお葬式みたいに静かになってしまっていましたが、
またフランスペアが息を吹き返すと、水を得た魚のように国家?も歌い始めるぐらい元気でした。
終盤になり土井ペアにストロークミスが目立ち、フランスペアは何とかラリーを続け、ボレーで決める。
本当に面白かったなー。


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