エピソードトーク「台湾」

僕が大学生のころ、長期休みの期間中に友達と台湾に旅行に行きました。

台湾行きの飛行機に乗った時の話です。

友達と一緒に行きましたが、チェックインすると席は別々でした。

機内で「また台湾で会おう」などキザなことを言いながら僕は日本人のおばさんたちが座っていた席の隣に座りました。

3人掛けの席で僕が一番通路側で真ん中と窓際におばさんたちが座っていました。

僕は静かに飛行機が動き出すのをスマホをいじりながら待っていました。

そしてテイクオフし、空の旅が始まりました。

しばらくして隣のおばさんたちが動き出す。動き出すといっても、そんな激しく暴れているわけではありません。

あるおばさんAが天井に着いているライトの角度を変えられないか、ごそごそしていた。

となりのおばさんも一緒にどうすれば変わるのか、一緒に見ていました。

そして、CAさんにどうすればライトの角度を変えられるのかを日本語で聞いていました。

しかし、CAさんは日本人ではない方で日本語は伝わりませんでした。

見かねて僕はつたないですが、英語でライトの角度は変えられるかとCAさんに訊いてあげました。

結論から言うと角度は変えられない仕様だったので問題自体は解決はしませんでしたが、

おばさん達から、聞いてくれてありがとうね、と言われました。

僕は「いえいえ、とんでもないです」と言いました。

するとおばさんが僕に「あなた、日本語上手ね」とネイティブジャパニーズを褒めてくれました。

台湾にいったことないのに、台湾人に間違えられてしまったみたいです。

ちょうど、男一人の扱いだったので帰省するのかと思われたのでしょう。

まさか、台湾人だなんて思われてるなんて思ってもなかったので、

驚きましたが、「すみません、日本人なんです」とおばさんに申し訳ない感じで伝えました。

おばさんも申し訳なさそうに、「そうだったの~」と言ってなんとも言えない空気に包まれながら、

台湾に行きました。

お母さん、僕は台湾人の素質があるのかもしれません。

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